働き方

コロナ禍で見えた今後の働き方

緊急事態宣言による約一ヶ月半の外出自粛要請で生活が大きく変わりました。特に働き方または会社に勤めるという概念も大きく変化した今、今後の働き方や考え方について書きました。

コロナで日常の無駄が浮き彫りに

今回の外出自粛で大きく生活も変わりました。これまで当たり前とされていた会社への通勤。週末の飲み会、そして土日はショッピングで外出するといったごく当たり前のサラリーマンの生活様式が変わりました。

毎朝通勤していた会社は在宅勤務(もちろん在宅でない方もいると思います)となって家で仕事することが増えました。朝起きて、満員電車に揺られて、ようやく会社に辿り着き、出社前に会社近くのコンビニ買ったコーヒーやエナドリを片手に、パソコンの電源をいれて、メールチェックから仕事開始までの約1時間から2時間。

これらが在宅勤務となることで、朝起きて顔を洗って、コーヒーを飲みながらソファで少しゆっくりしてから作業開始。その時間は約30分から1時間ほどでしょうか。通勤していた時よりも、仕事開始時間まで約半分ほど時短になりました。

時短になったことで、朝はゆっくり寝れるし、満員電車も乗ることがないから体力も消耗しないしストレスも溜まることがない。そして、毎朝コンビニで買うこともないからお金も節約。時間もお金も節約できてストレスフリーで仕事に取りかかることができます。多くの方は、従来の通勤よりも断然パフォーマンスが上がった方も多いのではないでしょうか。

週末の飲み会もなくなりました。飲み会は楽しい飲み会、そして不毛な飲み会もあります。楽しい飲み会は仕様を変えてオンライン飲み会するようなり、不毛な飲み会はそもそも誰もやりたがらないので、オンラインでの開催もありません。なので、飲み会自体やることがなくなりました。その結果、無駄なお金と時間も節約することができました。

土日祝の休日は、これまで外出してショッピングなどしていました。例年、春先4月にかけては気候もいいことから外出頻度も多くなり、それに伴って買い物することも多かったです。それが、外出自粛によって、買い物する機会も減り、本当に必要なものはネットで買うようになり、無駄な衝動買いといったこともなくなりました。

他にも多く変わったことがありましたが、上記については皆さんも大きく変わったと感じたのではないでしょうか。ミニマリストの社長も、これまで通り、自宅から事務所の往復でしたが、無駄な会合、無駄な飲み会、無駄な買い物が減ったことで、かなり「無駄」が減りました。今回の外出自粛で、日常の「無駄」が浮き彫りになったような気がします。

勤め先の会社も変わる!?

緊急事態宣言が解除されて新たな日常を迎えることとなります。とはいっても、これまで通りの生活が全て元に戻ることは決してないと思います。会社側もこれまでの「無駄」に気づき、非効率な会議や出張もなくし、さらには会社の事務所まで縮小して賃料も含めた固定費の削減も行っていくと思います。実際に、オフィスのテナントの解約が急増しているようです。詳しくは”居抜きに間借り、コロナで変わるオフィス賃貸”をご覧ください。

さらには、毎月固定給で支払われている給与も削減される可能性もあります。これまで、サラリーマンとしてタイムカードを押したら給与が貰えると考えていた人は要注意です。今後は、さらに仕事の成果が可視化されることにより、真面目に出社して、遅くまで頑張っていれば評価されていた人は淘汰されていくと思います。

ミニマリストの社長も、直近6年前に働いていた会社では、印刷会社でWEBディレクターをしていましたが、ダメダメの進行管理で仕事がなくなり、次に配属された営業でも、専門知識が乏しく典型的な使い物にならないサラリーマンでした。ひどい時には、会社に行っても仕事がなく、Wordを開いて適当にキーを打ち込んで仕事してるフリをしたりと、朝から晩まで社内で時間を過ごすことに苦労しました。

こんなにも1日の時間って長いんだなーと、何もやることがないって本当に苦痛です。窓際族の人は精神的にやられます。最後は、営業もダメで、人手が足りないということで工場に左遷。さすがに精神的に参ってそこで会社をやめました。当時は33歳でしたからいい大人。次の転職先も見当たらず、もちろん無職。次の転職先を探したのでしたが、年齢も年齢で、スキルもなく、条件のいいところは見当たらず、無理やり自称自営業者という名のラブホでアルバイトをしていました。

もともと、独立志望でしたので、なんとか1日1万を稼ぐ方法を考え、WEB制作の仕事をはじめました。広告宣伝費用もかけられないので、飛び込み営業をして仕事をもらってきました。その後、WEBサイトでの集客方法を考え、SEO対策を独学で習得し、WEBサイトからの集客ができるようになり、今現在に至ります。

魚の釣り方を習得する

今回の記事で一番強調したいことは、今後、環境の変化にどのように対応したらいいのか。老子の言葉で「魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教えよ」が受容です。今まで通り、会社で働き続ける人も、数年後あるいは数十年後には会社がどうなっているか、そして、あなた自身もどうなっているか誰にもわかりません。だからこそ、今から「魚の釣り方」を習得することをおすすめします。何でもいいのです、自分の得意分野に投資をして、一円でも多く稼げるにはどうすればいいのか、コロナの第2波、第3波が懸念されているなか、今からしっかりと備えておきましょう。

この記事のまとめ
  • 完全にはコロナ前の生活環境には戻らない。
  • 勤め先の会社または会社員のあり方が変わる。
  • 「魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教えよ」