ミニマリズム思考法

頭の中もクリアにミニマリスト

ミニマリストといえば、必要最低限の物しか持たないシンプルな暮らしを求める人のことを言いますが、同時に頭の中も整理して、必要最低限のことしか考えないシンプルな考え方を求めることをおすすめする記事の内容です。

頭の中も断捨離してみる

生活に必要なものだけしか持たない、これを実現するには、身の回りにある荷物を整理することにあります。つまり、見える物を整理した結果、シンプルな空間が生まれます。

一方、目には見えない頭の中はどうでしょうか。私たちの目には見ないほど、頭の中は常に何かを考えています。よく、意思決定をなるべくしないということが推奨されています。

成功者は行動を習慣化していた

これまでの成功者、ビル・ゲイツ、マーク・ザッカーバーグ、スティーブ・ジョブズ、イーロン・マスクは、意思決定しないことに拘りました。

朝起きてからの身支度や食事など、一般的にルーティーンとされているものは頭で考えずに習慣化させ、無駄なエネルギーを消費させず、必要最低限のことだけにエネルギーを注ぎ込むことに徹底したそうです。

つまりは「意思決定」の回数を意図的に減らして最高のパフォーマンスを引き出そうとしたのです。無駄なことを削ぎ落とした結果、シンプルな思考となりました。

意思決定は1日35000回している

私たちは1日約35000回もの意思決定をしていると言われています。朝起きてから、「会社行きたくないな。」「何食べようかな。」「服は何着て行こうかな。」「コンビニで何買おうかな。」「晩ご飯どうしようかな。」と数えきれない程、あれもこれもと考えていますよね。

そこで、このような無駄な思考を削ぎ落とすにはどうすればいいのか。

それは、

行動のすべてを習慣化すること

頭で考えなくてもいいことは習慣化させます。例えば、歯を磨く時や、トイレにいく時など、「どうしようかな?」とは考えませんよね。これらと一緒に、同じようにルーティン化させます。

朝の着替え、タスク、朝食などは前日の夜に用意します。通勤時の電車内での行動、ランチ、帰宅帰り、晩ご飯、すべて前日に組み立てて、スマホのメモ帳に保存しておきます

翌朝、保存したメモ帳を見てその通りに行動するだけです。これであれば、何も考える必要がりません。

前日に明日の1日の行動を組み立てて、あとはそれを実行するだけにして、必要なところだけに集中する。意思決定の連続でエネルギーを消費せず、最高のパフォーマンスと同時に、頭の中もミニマル思考になります。

この記事のまとめ
  • 意思決定の回数を減らして無駄なエネルギーを消費しない。
  • 集中して考えるべきところだけに全エネルギーを注ぐ。
  • 考えても無意味なことは無視。あるいは無関心。一切考えない。

余計なことを考えずに、無駄なことを削除して、よりシンプルに、頭の中をクリアにしていきましょう。